地球規模でのシミュレーション
面白そうですね。
私も一度体験したい。というか見てるだけいいから見てみたい。
地球規模の環境変動の解明・予測を目的として、さらにバブル崩壊により著しく落ち込んでいた日本のHPCリテラシー維持という側面も含め、科学技術庁(1998年度当時)が600億円を投じて開発を開始し、2002年3月15日に運用を開始した。計算科学の有効性を世界に示すとともに、地球温暖化や地殻変動など、文字通り地球規模でのシミュレーションに利用され、気候変動に関する政府間パネルの2007年ノーベル平和賞受賞にも大きく貢献した。公募により、地球科学、計算機科学、先進・創出分野での共同利用が行われている他、2007年からは産業界による成果専有型の有償利用も可能となっている。
構成
1ノードは8GFLOPSの性能を持つCPU8個で16GBのメモリを共有するベクトル計算機により構成され、640ノードを単段クロスバースイッチで接続し、最大理論性能40.96TFLOPSの倍精度浮動小数点演算を実現している。地球シミュレータのCPUチップはスカラープロセッサとベクトルプロセッサで数十チップからなるSX-5を1チップLSI化したものであり、SX-6は地球シミュレータをベースに開発された。
性能
LINPACKベンチマークで実効性能35.86TFLOPSを記録し2002年から世界で最も速い高性能のスーパーコンピュータであった。スパコンTop500で2002年6月に第2位に5倍の差をつけてトップを獲得して以来、2004年11月にIBMが開発したBlue Geneに首位を明け渡すまで、5期連続でトップを維持した。これはベクトル計算機特有の高速高バンド幅のメモリシステムおよび単段クロスバーネットワーク接続によるものと分析されている。ただし、この性能を確保するための高速メモリとネットワークには多大な電力が必要であり、地球シミュレータの消費電力は約6MW、年間電気代は約5億円となっている(ガス・水道代1億5千万円、保守費用45億円と合わせて、維持費用年間約50億円。これに対して米AMD社製Opteronプロセッサを用いた東京工業大学のPCクラスタTSUBAMEでは、単純にLINPACK性能のみで比較すると導入費用20分の1、電気代5分の1、計算速度1.6倍となる
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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